美白の種類

美白の種類

「美白」自体は、その種類は3種類あります。

 

1.日焼け止め(紫外線を浴びないようにする)
2.メラニンになる前に予防する(シミになる前のケア)
3.漂白(今あるシミを薄くする)

 

1.日焼け止めも美白の一種です。みなさんがよくご存知のように、日焼け止めを塗り、肌が紫外線を浴びないように食い止める方法です。

 

2.メラニン色素を作らせないように、何らかの方法でそれを阻止します。
これは、肌が紫外線を浴びてからメラニン色素が作られるまでに何段階かあるので、それぞれの成分によって、どの段階で食い止めるかが違っています。

 

3.一般的に、みなさんが「美白」について持っているイメージは、この「漂白」を期待しているんだと思います。
化粧品と呼ばれるものには、この漂白を効果として謳うことはできませんが、実際には、美白成分の中には、漂白作用のあるものもあります。

美白成分の種類

美白成分は、医薬部外品に含まれている限り、「メラニン色素の生成を抑えて、シミ・そばかすを防ぐ」(予防する)ものですが、その成分について少し見てみることにします。

 

◇厚生労働省が承認した美白成分の種類

 

・メラニンを作る酵素”チロシナーゼ”の活性化を阻害する。
  ビタミンC・アルブチン・プラセンタ・エラグ酸・コウジ酸

 

・メラニンを作る工場”メラノサイト”を活性化させる刺激物質を阻害する。
  カモミラET・m-アルブチン

 

・メラニンの排出を助ける
  エナジーシグナルAMP・リノール酸・4MSK

 

このほかに、チロシナーゼの熟成を阻害するマグノリグナン、作ったメニランを表皮細胞に受け渡さないようにするD-メラノといった、新しい成分もあります。