シムホワイト377

成分表示では、フェニルエチルレゾルシノール。

シムホワイト377は商標名です。

ヨーロッパアカマツに含まれているポリフェノール成分(ピノシルビン)をもとに合成したドイツ製の美白成分。

チロシナーゼの活性化を抑制します。

メラニンの生成を抑え、シミを予防する効果は非常に高く、ハイドロキノンの2100倍、コウジ酸の2400倍、アルブチンの7000倍です。

ロドデノール

4-(4-ヒドロキシフェニル)-2ブタノール。

カネボウが開発した美白成分。

チロシナーゼ活性を阻害する。

ロドデノールは、チロシンの代わりにチロシナーゼと結合することでメラニンの生成を抑えます。

さらに、チロシナーゼタンパク質の分解を促進して量を低下させる作用もある。

これに加え、さらにロドデノールには、チロシナーゼ関連酵素に働き、ユウメラニンを顕著に減少させる作用があります。

ユウメラニンは、黒色メラニンともいい、ヒトの皮膚の色に関係が深いとされている。

ロドデノールは、2008年に、厚生労働省から美白成分として承認されていて、既に医薬部外品の化粧品に配合されています。

ルミキシル・ペプチド(美白成分)

ルミキシル・ペプチドは天然由来のアミノ酸からなるタンパク質です。

チロシナーゼの働きを阻害し、メラニンの生成を抑えます。

臨床実験では美白剤として医療機関で多く使われているハイドロキノンよりも、ルミキシルの方が17倍も高い有効性を持ちます。

ルミキシルは、メラニン生成を均一に抑えるので、白く色抜けするというようなことはありません。

ルミキシル・ペプチドは、天然由来のため、体に取り入れても安全です。

水溶性のため、重質油、アルコールやそのほかの溶剤を使い、調整する必要がありません。

非毒性で、すべての肌質に安心して使うことができる新しい美白成分です。

ハイドロキノン(美白成分)

ハイドロキノンは、チロシナーゼの働きを阻害し、また、漂白作用もあります。

厚生労働省認可ではないですが、今現在では、美白効果の一番高いものとしてはハイドロキノンという考え方が一般的になっています。

ハイドロキノンは、イチゴ類や麦芽、コーヒーといったものに存在している成分です。

アメリカでは、美白成分としてはハイドロキノンが一般的です。

日本では、長い間化粧品に使われていませんでしたが、2001年の薬事法の改正により化粧品に配合できるようになりました。

化粧品の配合が禁止されているハイドロキノンモノベンジルエーテルは、メラニン色素の合成を強力に抑えますが、色素細胞に対する毒性が強い。

これに構造が似ているため、ハイドロキノンも化粧品に使われていませんでした。

このハイドロキノンモノベンジルエーテルは、長期に使うと、白斑を引き起こすことが知られています。

マイケルジャクソンが皮膚の漂白に使っていたのがこれだとも言われてる成分です。

ハイドロキノンが危険として化粧品に長い間使われていなかったので、ハイドロキノンを真似た美白剤が開発されてきました。

アルブチンもそのひとつです。

ハイドロキノンについても、使いすぎで白く色抜けすると心配する人も居ます。

ですが、5%程度のハイドロキノンで白斑の報告はありません。

化粧品に配合されているのは、1~3%程度です。

高濃度で長期間、大量に使って、日光を無防備に浴びた場合などは、色素沈着が起こった例があります。

そのため、ハイドロキノンを使っている間は、UVケアを必ずすることが勧められています。

D-メラノ(美白成分)

D-メラノは、2007年に厚生労働省から認可を受けた新しい美白成分。

マックスファクターの商標名で、ニコチン酸アミドWと表示されます。

ニコチン酸アミドWは、水溶性のビタミン「ナイアシン(別名ビタミンB3)」の一種で、ナイアシンアミドとも呼ばれます。

ナイアシンアミドには美白効果もあり、研究され、化粧品の美白成分として認可されました。

Dメラノの美白のしくみは、メラニン色素を表皮細胞へ受け渡さないように抑えるというもの。

メラニン色素は、メラノサイトという工場で作られ、メラノソームという袋に包まれて表皮細胞に受け渡されます。

D-メラノは、この受け渡しを抑えて、過剰なメラニン色素が表面に出てくるのを防ぎます。

4MSK(美白成分)

資生堂が、アルブチン、m-トラネキサム酸に続いて開発した美白成分。

4-メトキシサリチル酸カリウム塩の略称。

チロシナーゼの活性化を抑えて、メラニンが出来るのを抑制するだけではなくて、皮膚の生まれ変わりが乱れているシミの部分に作用して、溜まっているメラニンを排出する効果があります。

プラセンタエキス

「プラセンタ」は胎盤のことですが、化粧品などに含まれているプラセンタは、胎盤からグロースファクターや他の栄養分を取り出したものです。これはプラセンタエキスなどと呼ばれます。

プラセンタエキスには、アミノ酸、タンパク質、糖質、ビタミン、核酸、活性ペプチド、脂質・脂肪酸、ムコ多糖体、ミネラル、酵素などの栄養が含まれています。

また、細胞の分裂を適切にコントロールする成分、「成長因子」(グロース・ファクター) あるいは 「細胞増殖因子」が含まれています。

この成長因子は自然界では胎盤にしか含まれていません。

赤ちゃんをお腹のなかで高速で正確に細胞分裂させるためのものです。

お肌に関係するグロースファクターとして、プラセンタに含まれているのは、繊維芽細胞増殖因子、上皮細胞成長因子です。

繊維芽細胞増殖因子は、FGFと呼ばれることが多いですが、真皮にあるコラーゲンを作り出す線維芽細胞にはたらきかけ、成長や増殖を促進させまます。

上皮細胞成長因子は、一般的にEGFと呼ばれ、上皮(皮膚・粘膜など)の細胞の増殖を調節する重要な役割があります。

美白作用については、チロシナーゼの活性化を阻害する作用があります。

また、プラセンタエキスには、エネルギー代謝を高めたり、新陳代謝を促したり、保湿といったような、美容作用があります。

このため、ターンオーバーを促し、メラニン色素を排出するため、今あるシミも押し出し排出するという働きがあります。

マグノリグナン(美白成分)

カネボウが開発した美白成分。

美白の研究において、モクレン科ホオノキなどに含まれる、、「フェノール性二量体」という成分にとても高いメラニン生成抑制効果があるということに着目しました。

「フェノール性二量体」の構造を持っている天然成分「マグノロール」をもとに、より安全で安定性が高く、美白効果の高い有効成分「マグノリグナン」を開発。

チロシナーゼの活性化を阻害するのではなく、チロシナーゼの成熟を阻害する働きをする新しいタイプの美白成分です。

チロシナーゼは、チロシナーゼmRNAというDNAからチロシナーゼ生成情報が転写されたものの指示に基づき、合成、その後変化をして成熟型のチロシナーゼになります。

成熟型にならなければ、チロシナーゼはメラニンの生成に関与できないので、このチロシナーゼが成熟する途中で阻害してしまうことで、メラニンができるのを防ぐという効果があります。

エナジーシグナルAMP(美白成分)

エナジーシグナルAMPは、大塚製薬が開発した美白成分。

大塚製薬の「インナーシグナル」のみに配合されている成分です。

AMPは、アデノシン-1リン酸-2ナトリウムの略で、植物の若葉や球根のほか、母乳にも含まれている成分です。

AMPには、エネルギーを活性化させる働きがあります。

シミやそばかすは、皮膚のエネルギー代謝が低下することが原因だと考え、表皮の生まれ変わりを促進するものとして、このエナジーシグナルAMPを開発。

エナジーシグナルAMPは、肌の母細胞のエネルギー代謝を高めて、ターンオーバーを促します。

それにより、メラニンの排出を促し、メラニンが肌に蓄積しないようにしています。

エナジーシグナルAMPは、できてしまったシミに対して働く美容成分です。

エナジーシグナルAMPの開発した研究所によれば、AMPは、35℃で浸透が高まるという実験結果が出ました。

そのため、エナジーシグナルAMPのスキンケアには、洗顔にはぬるま湯を使って、お手入れ時に、手も、ぬるま湯程度に温まっている方が効果的です。

ビタミンC誘導体(美白成分)

ビタミンCというのは、とてもたくさんの優れた効果があります。

ですが、化粧品などに配合する際に問題となってくる特性があります。

そのため、開発されたのがそのいくつかの問題を克服したビタミンC誘導体です。

なので、ビタミンC誘導体の種類は1つではありません。

まず、ビタミンCは水の中では不安定で分解しやすいので、水中でも分解しにくいビタミンC誘導体が開発されました。

また、水にはよく溶けますが、油には溶けにくいため、油になじみやすい油溶性のビタミンC誘導体もあります。この油溶性にすることで、皮膚の中により入りやすくなっています。

ビタミンCは、チロシナーゼの働きを阻害して、メラニンの生成を抑える働きのほかに、ユウメラニンを還元してメラニンの色を薄くする作用があります。

ビタミンC誘導体を高濃度配合すると、化粧品であれば、べたつく感じがする傾向があります。

また、ビタミンC自体に刺激感があり、ビタミンC誘導体も高濃度に配合すると、肌に刺激を感じる人も増えてきます。

このため、ビタミンC誘導体配合の化粧品を使い続けるためには、使用感のよいものを作らなければならないですし、消費者からみれば、そういったものを選ばなければならないということになります。

新型ビタミンC誘導体(APPS)というのは、水溶性と油溶性のどちらの作用も持ち合わせているものです。

水溶性ビタミンC誘導体の特徴は、表皮で効果を発揮、油溶性のビタミンC誘導体は、真皮へ浸透して効果を発揮するところです。

刺激などもほぼなく、敏感肌や乾燥肌の人も使うことができます。