ハイドロキノン
厚生労働省認可ではないですが、ハイドロキノンは、美白成分として一般的になってきました。
ハイドロキノンは、チロシナーゼの働きを阻害し、漂白作用もあります。
そのため、今現在では、美白効果の一番高いものとしてはハイドロキノンという考え方が一般的になっています。
ハイドロキノンは、イチゴ類や麦芽、コーヒーといったものに存在している成分です。
アメリカでは、美白成分としてはハイドロキノンが一般的です。
日本では、長い間化粧品に使われていませんでしたが、2001年の薬事法の改正により化粧品に配合できるようになりました。
化粧品の配合が禁止されているハイドロキノンモノベンジルエーテルは、メラニン色素の合成を強力に抑えますが、色素細胞に対する毒性が強い。
これに構造が似ているため、ハイドロキノンも化粧品に使われていませんでした。
このハイドロキノンモノベンジルエーテルは、長期に使うと、白斑を引き起こすことが知られています。
マイケルジャクソンが皮膚の漂白に使っていたのがこれだとも言われてる成分です。
ハイドロキノンが危険として化粧品に長い間使われていなかったので、ハイドロキノンを真似た美白剤が開発されてきました。
アルブチンもそのひとつです。
ハイドロキノンについても、使いすぎで白く色抜けすると心配する人も居ます。
ですが、5%程度のハイドロキノンで白斑の報告はありません。
化粧品に配合されているのは、1~3%程度です。
高濃度で長期間、大量に使って、日光を無防備に浴びた場合などは、色素沈着が起こった例があります。
そのため、ハイドロキノンを使っている間は、UVケアを必ずすることが勧められています。
- ハイドロキノンは、チロシナーゼの働きを阻害し、漂白作用もある
- アメリカでは、美白成分としてはハイドロキノンが一般的
- 日本では2001年の薬事法の改正により化粧品に配合できるようになった
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甘草フラボノイド
甘草(カンゾウ)の根から取れるエキスには、グリチルリチン酸(水溶性成分)という優れた抗炎症作用のある成分のほかにフラボノイドも豊富に含まれています。
このフラボノイドからアルコール抽出したのが甘草フラボノイド。
これは油溶性で、その主成分をグラブリジンといいます。
グラブリジンは、メラニン色素を作るチロシナーゼの働きを抑える作用があるため美白予防効果があります。
その効果は、ビタミンCの270倍、プラセンタの60倍とも言われます。
とても高価な成分のため、ビタミンC誘導体などと合わせて配合されていることが多いようです。
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ロドデノール
4-(4-ヒドロキシフェニル)-2ブタノール。
カネボウが開発した美白成分。
チロシナーゼ活性を阻害する。
ロドデノールは、チロシンの代わりにチロシナーゼと結合することでメラニンの生成を抑えます。
さらに、チロシナーゼタンパク質の分解を促進して量を低下させる作用もある。
これに加え、ロドデノールには、チロシナーゼ関連酵素に働き、ユウメラニンを顕著に減少させる作用があります。
ユウメラニンは、黒色メラニンともいい、ヒトの皮膚の色に関係が深いとされている。
ロドデノールは、2008年に、厚生労働省から美白成分として承認されていて、既に医薬部外品の化粧品に配合されています。
- 表示名は4-(4-ヒドロキシフェニル)-2ブタノール
- カネボウが開発した美白成分
- チロシナーゼと結合することでメラニンの生成を抑える
- さらに、チロシナーゼタンパク質の分解を促進して量を低下させる
- 黒色のユウメラニンを減らす働きがある
ルミキシル・ペプチド
ルミキシル・ペプチドは天然由来のアミノ酸からなるタンパク質です。
チロシナーゼの働きを阻害し、メラニンの生成を抑えます。
臨床実験では美白剤として医療機関で多く使われているハイドロキノンよりも、ルミキシルの方が17倍も高い有効性を持ちます。
ルミキシルは、メラニン生成を均一に抑えるので、白く色抜けするというようなことはありません。
ルミキシル・ペプチドは、保湿成分が含まれ、天然由来のため、体に取り入れても安全です。
酸化せず、効果の有効性を維持するので、長期間の使用も安全です。
水溶性のため、重質油、アルコールやそのほかの溶剤を使い、調整する必要がありません。
非毒性で、すべての肌質に安心して使うことができる新しい美白成分です。
- チロシナーゼの働きを阻害し、メラニンの生成を抑える
- 臨床試験で、美白として、ハイドロキノンよりも17倍も高い有効性を確認
- 非毒性で、刺激が少なく、敏感肌も含め、全ての肌に使える
- 酸化しないので、長期間の使用も安心である